いすゞ自動車がISOの最新規格を取得しました
皆さんはISOを知っているでしょうか。ISOとは国際標準化機構という組織で、様々な国際基準を定めています。特に最近は環境に対する基準を企業が取得することで、企業イメージをよくしようとする会社が増えています。そして先日いすゞ自動車がISOの最新規格である「ISO14001:2015年版」の全社統合認証を取得したと発表しました。
「ISO14001:2015年版」は簡単にいうと、環境パフォーマンスの向上をするために必要なプロセス・マネジメントを確立して、継続的に改善する運用体制を整えていることです。特に自動車メーカーの場合、排気ガスや騒音、資源の問題など様々な環境問題がかかわっているので、多角的な取り組みが求められます。その厳しい要件を満たしたいすゞ自動車はまさに先進的な企業と言えるでしょう。
ISO規格を取得したから報奨金があるわけではありませんが、環境に配慮した企業、優良企業としての証明になります。当然現場で働く期間従業員の労働環境も公正である必要があります。
最近はブラック企業と言う言葉が定番化し、労働者の働く環境に注目が集まっています。長時間労働、残業代未払い、パワハラ、セクハラなど、労働者を取り巻く環境は悪化する一方です。そんな中でいすゞ自動車の期間工はかなりホワイトな労働環境と言えるのではないでしょうか。
例えばいすゞ自動車の期間工の給与を見ると、世界的な自動車メーカーであるトヨタ自動車と遜色ありません。むしろ短期間ではいすゞのほうが好待遇です。
期間工の任期は最長3年ですから、いずれは別のメーカーで期間工をするか、自身の夢をかなえるために転職・自立する人が多いと思います。そういう時に今回のISO規格を取得している企業を一つの選考基準にするのもよいのではないでしょうか。
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