「いすゞ」と「いすず」どちらが正しいのか?期間従業員でも首をひねる疑問にせまる
いすゞ自動車の期間工で働く皆さんは、「いすゞ」と「いすず」どちらが正しい表記かご存知でしょうか。そもそも「ゞ」って何だと思いますか?
「ゞ」を単独で見たことはないでしょう。調べてみると驚きの発見があります。そこで今回は「いすゞ」の文字に注目してみたいと思います。
いすゞの由来は戦前
そもそもいすゞ自動車と名前は、今から90年前にさかのぼります。まず、1916年に(株)東京石川島造船所と東京瓦斯電気工業(株)が自動車製造が国産自動車の開発に着手しました。開発は順調に進み、1922年に国産第一号が完成しました。
1934年に伊勢神宮の五十鈴川の名にちなんで「いすゞ」という名を自動車につけました。戦後、1949年に会社の名前を「いすゞ自動車株式会社」に変更しました。
「ゞ」は踊り字
佐々木という苗字をよく見ますね。久々、等々力などがあります。実はこの「々」という文字は「ゞ」と同じ性質を持つ「踊り字」という文字です。
踊り字は同じ字が続くときに使用します。主に漢字で使われることが多いですが、平仮名で用いられることもあります。
ですから読み方は使い方次第で変化します。もしパソコンで単独で使用したい場合は、「おなじ」と入力して変換すれば候補に出てきます。
ゞ、々、ゝ、ヽ、仝など、色々あるようですね。
「ゞ」は「ゝ」の濁音版ですね。
いすず→いすず
こうなるわけです。
自分が勤める会社の名前の由来です。知っておいて損はないでしょう。いすず自動車の期間工として、また役に立つ知識が増えましたね(笑)